上空に寒気が入り込んだ25日、北見の最高気温はマイナス2・4度と今季初めて「真冬日」を観測した。昨年より6日早く、本格的な冬が到来した。
「真冬日」は北見では近年、12月に入ってから記録していたが、今年は5年ぶりに11月の観測となった。
本紙の調べによると、北見でこの10年間に最も早く〝初真冬日〟が到来したのは2017年の11月20日。最低気温がマイナス16・1度でその後も4日連続で最低気温がマイナス10度超えの厳しさだった。これに比べ今年は最低気温がマイナス6・3度とまだ優しい真冬日到来と言えそうだ。
この10年で最も遅かったのは2021年の12月17日。気象庁のデータで日最高気温がマイナスとなる平年値は12月15日。これに比べ今年は20日早い。(寒)