気象庁は21日、12月~来年2月の「向こう3カ月の天候見通し」を発表した。北海道オホーツク海側のこの冬は平均気温が平年並か高く、降水量はほぼ平年並と見込んでいる。
解説によると、上空の偏西風は日本付近で蛇行し、平年より北を流れる見込み。シベリア高気圧の南東側への張り出しが弱いため、日本付近では冬型の気圧配置が平年より弱く、寒気の影響を受けにくいが、北日本では一時的に寒気の影響を受けるでしょうとしている。
オホーツク海側の月別の天候は平年と同様に12月と1月が曇りや雪の日が多く、2月は晴れの日が多い。
期間を通しての北海道の気温は平年に比べ低い確率が20%、平年並が40%、高いが40%で「平年並か高い」。オホーツク海側の降水量は少ない確率が30%、平年並が40%、多いが30%で「ほぼ平年並の見込み」としている。