北見の絵画グループ「虹色の会」の2回目のグループ展がNHK北見放送局ぎゃらりーで開かれている。水彩、油彩、パステルと画材はさまざまでテーマも風景、人物など多彩。いずれの作品からも絵を描く楽しさが伝わってくる。11日まで。
市内の画家・冨沢裕子さんと、冨沢さんを講師にオホーツク文化協会の絵画教室で指導を受けた生徒ら10人。一昨年発足し、昨年グループ展を初開催。月2回、北網圏北見文化センターに集まり、熱心に賑やかに創作活動を行っている。
「動物が好き」という会員は「タヌキ」という作品で毛並みをオイルパステルで丁寧に写実し「なつっこい牛」は水彩で牛のユニークな表情を表現した。
代表の常本秀幸さんがかつて登山したニュージーランド・クック山を思い浮かべて描いた風景画や冨沢さんが人物をデフォルメして描いた作品など、自由ながらも思い入れのある絵画が並ぶ。「一緒に絵画を楽しみませんか」と誘っている。(寒)