北見のママさんバレーボールチーム「北見春光」が今年度、道大会三冠を達成した。
北見小泉小学校の校区内の女性達で構成。今年創設50周年を迎えた北海道ママさんバレーボール連盟に所属し、結成30年以上となる。規則が改定され、既婚者や子持ちである必要はなく、同チームには現在、20~50歳代の16人が在籍する。
道内22地区代表の24チームによる創立50周年記念第36回ほくでんカップ北海道ママさんバレーボール大会(北海道ママさんバレーボール連盟など主催)は9月に札幌市で開かれ、「北見春光」は4ブロックに分けられるなか、トーナメントをいずれもセットカウント2─0で勝ち上がり、網走地区代表の網走オホーツクチームとの決勝戦も21─15、21─7とストレート勝ち。昨年に続く2連覇に輝いた。
11月の第50回道東ママさんバレーボール大会、第42回道東シニア大会も優勝し、充実した活動となっている。
チームをけん引する代表(43)、理事(55)は今年の強さについて「各年代がバランスよくいて、みな仲がいい。特に、スーパーセッターの存在が大きい」と口を揃える。
夫の協力に感謝
その女性(42)は「夫に子どもの面倒をみてもらっているおかげです」と夜間練習や大会遠征への協力に感謝する。
チームは小泉中学校体育館の学校開放事業で金曜日午後7時から練習。仕事や家事を片付けて8時過ぎに駆けつけるメンバーもいる。小泉小学校区に住んでいて学生でない女性なら誰でも歓迎している。メンバーは、ほくでんカップの3連覇を来年の目標に掲げ、練習に打ち込んでいる。(寒)