美幌町稲作振興協議会(城浩之会長)が26日、2023年産もち米でつくった鏡もちを美幌町に贈った。
1967(昭和42)年から続け、57年目になる寄贈。今年は協議会の3戸が生産したもち米「きたゆきもち」5㌔を使った直径約30㌢、高さ約15㌢の2段重ね。今年の稲作の作況指数は、全道の104に対し、オホーツク管内は109で上回った。
26日は城会長と城地伸吾副会長が役場を訪れ、城会長が「高温もあって仕上がりが早かった。町民の皆さんに鏡もちを見ていただけたら」と髙﨑利明副町長に手渡した。高﨑副町長は「立派な鏡もちを届けていただき心から感謝したい」とお礼を述べた。
作況指数が安定している一方、戸数と作付面積は減少傾向。来年からはさらに1戸減り、城会長、城地副会長の2戸のみになるという。城地副会長は「米を作りたいという人が新たに現れてくれたら」と話した。(浩)