北見地区消防組合消防署留辺蘂支署に勤務する中島健太さん(19)は2月に20歳の誕生日を迎える。
留辺蘂町出身で北見柏陽高校を卒業後、消防士に。消防署、東出張所勤務を経て昨年10月から、留辺蘂支署の庶務予防団担当として地域の防火・防災の一翼を担っている。
「まだまだ分からないことがたくさんあるので、先輩方に必死に食らいついて吸収していきたい。20歳になり、責任も今まで以上に重くなります。将来は、明るく市民に信頼される消防士に」と気を引き締める。
さきごろ地元留辺蘂の「はたちのつどい」に参加。懐かしい友人と再会できて嬉しかった」という。
小学生から野球を続けており、昨年は消防の朝野球チームで投手としてプレー。今年は別チームの消防野球部にも加入する予定だ。「野球は高校時代で完全燃焼したつもりでしたが、社会人になってまたやりたい気持ちが大きくなった。チームに貢献できるように頑張りたい」と話す。
両親には「20年間いろいろあったけれど、丈夫な体に育ててくれてありがとうと言いたいですね」と感謝の気持ちを忘れない。(柏)