春の訪れを感じさせる、NPO法人オホーツク文化協会主催の恒例「みんなのおひなさま展」が、北網圏北見文化センターラウンジなどで開かれている。3月3日まで。
今年で14回目。120年前の宮殿を模した御殿飾りや昭和を中心とした七段飾りなど、同法人に寄贈された30余りのひな飾りが並んでいる。このほか、愛好家による手作りの吊るしびな約50点も展示され、華やかな雰囲気が広がっている。
来場者は「同世代のひな人形があり、親近感がわきました」と話し、時代ごとに異なる表情や衣装などをじっくりと楽しんでいた。
同法人の小川常子さんは「伝統的な雅な世界をゆっくりと楽しんでもらえたら」と来場を呼び掛けている。最終日の3月3日(日)には甘酒の無料提供を行う。(理)