美幌商工会議所青年部と美幌町議会経済教育常任委員会が16日、役場庁舎3階議場で懇談した。子育て支援やまちの経済、医療などについて積極的に意見交換した。
将来的な政策提言に向けて、青年部が打診し、委員会が応じた。青年部から米田和也会長ら12人、委員会から稲垣淳一委員長ら5人、オブザーバーとして戸澤義典議長が参加した。
青年部が意見や質問を投げかける形で進行。子育て支援について「経済的理由で出産をためらうケースも考えられる。例えば2歳以下を対象におむつを配布できないか」と意見。議会側は「同じ思いだが、課税世帯への支援は充実していないのが現実」「(町の施策は)目立たないところでは更新している。私たちも意見していきたい」などと返答した。
このほか「冬は公衆トイレが閉鎖されている。自動ドアがついているトイレなど一部は開けても良いのでは」「学校がどう統合されていくのか、情報をどんどん教えてほしい」「新築住宅に対する助成があれば定住につながる」などと意見。委員は「子ども世代のことを考え、良いまちにしていこうと考えている方が多く感銘を受けた」と返した。
米田会長は「貴重な意見交換ができた。今後もこうした場を設けていけたら」と話した。(浩)