北見市は19日、2024年度の道路占用料と河川敷地占用料で誤徴収が発生したことを公表した。
市は4月10日付で824件の占用料納入通知書を送付。後日、占用者からの問い合わせがきっかけで488件の料金に誤りがあることが判明した。本来の占用料は合計65万9903円だが、料金設定を誤って計算したため6万1360円多く記載していた。
市は金額に誤りのあった占用者にお詫びの文書と正しい金額の納入通知書を送付。すでに納付済みの場合や口座振替分は還付の手続きを進めている。
市はこのほか、2世帯の市営住宅入居許可通知を取り違えて発送。このうち1件から誤送付の指摘があり、発覚。通知書には氏名や生年月日、年間所得総額などの個人情報が記載されていた。
市は通知書を回収し、双方へ謝罪。市は発送前の二重チェックがなされなかったことが原因としており、発送手順と複数職員での確認を徹底し再発防止に努めるとしている。