網走市呼人のスポーツ・トレーニング・フィールド管理棟屋上に設置されている公設天文台「網走天文台」の今季天体観望会が5月4日(土)に始まる。
観望会は「煌星(きらぼし)観望会」の名称で10月まで計20回の開催を予定している。
案内役の市内の天文愛好家・桑野真行さんは「来年にかけて太陽の黒点活動が活発です。
肉眼黒点にも注目したい」として昼間の観望会も6回組み込んでいる。「見た目で2025年の消失に向けて細くなっていく土星の輪も今年の楽しみ」だそう。星雲・星団、惑星、月をはじめ肉眼での星座観察も紹介する。
無料。定員は各回約10人。開催前日午後3時までに桑野さん(090-8707-6258)へ予約連絡を。
5月の開催と観望内容は次の通り。
【4日午後8時~9時】M1かに星雲、ぎょしゃ座の星団、おとめ座の銀河、M13球状星団
【5日午前11時~午後1時】真昼の星、活発な太陽黒点
【18日午後8時~9時】月齢10のクレーターをスマホで撮影ほか