同遊技場はまちきた大通ビル6階の旧市議会議事堂を改修し、同ビル5階から移転。旧施設に比べスペースが3・6倍に広がり、新たにボールプールや立体ネット遊具、カーリング遊具などを導入。また、キッチンスタジオや多目的広場を新たに設け、幅広い活用が図られている。また、従来は未就学児としていた子どもの対象年齢を小学生まで広げた。
リニューアル効果に加え対象年齢の拡大、定期的なイベント開催などが奏功し、利用増につながったと見られる。市保育課によると内訳は市内客が7割、市外客が3割でリピーターも多いという。
天気の悪い日は大助かり
これからも利用したい
辻直孝市長は「多くの皆さんのお陰で10万人達成を迎えることができ、嬉しく思う。関係者の尽力にも感謝したい」と挨拶。10万人目の来場者となった市内在住の鈴木さん一家に記念品を手渡した。
お母さんは「広くて子ども達がのびのび遊べるので、毎週のように利用しています。特に天気の悪い日は大助かり。1年も経たずに10万人到達はすごいこと。これからも利用したい」と話していた。
旧遊技場は2016年にオープン。コロナ禍前の利用は年間2万6千~2万9千人で推移していた。(柏)