乳児を育てる母親にひとときの癒しを届けようと、北見や網走、遠軽などの助産師たちでつくる「オホーツク助産師ネットワーク」は8月28日、北見市の屋内子ども遊戯場「パラきたKids」の一室で託児付きのランチ会を開いた。
「助産師とほっこりランチ」。今年5月に続く2回目の開催で、生後2~7カ月の乳児と母親6組が参加した。昼食は「オホーツク干貝柱料理推進協議会」が協力し、加盟店からあんかけ焼きそばが提供された。
普段、食事は子どもが寝ている間にサッと済ませたり、子どもを抱っこしながら食べることも日常茶飯事の母親達。ベテラン助産師たちがマンツーマンで赤ちゃんの面倒を見ているすぐ隣で食事とおしゃべりを楽しみ、ゆったりとした時間を過ごした。
授乳や離乳食など、育児で気になる事やささいな悩みも助産師がアドバイス。ファシリテーター役を務めた北見の開業助産師、松崎聡実さんは「子どもを産むのは女性だけど、子育てはみんなでできる。頑張らないでいい」とメッセージを送った。
参加した母親は「毎日時間を気にしながら動いているので、ゆっくりできてうれしかった」「外出の予定ができるだけで、楽しみができた」などと感想を話した。
ママランチは今後も不定期で開く予定。(理)