任期満了に伴う置戸町長選が21日告示され、
立候補の届け出は現職の深川正美氏(60)以外になく、無投票での再選が決まった。締め切り時刻の同日午後5時過ぎ、後援会事務所前に集まった約100人の支持者らに向けて「この4年間は皆さんに支えられ、できることをやってきた。これからはできないことにも挑戦したい。変わらず叱咤激励を」と感謝と意欲の言葉を述べた。
深川氏は、5期務めた前・井上久男町長の勇退を受け2020年、20年ぶりとなる置戸町長選で町役場出身の新人2人の選挙戦を制し、初当選している。
この日は1日掛けて町内を巡回してきた。
深川氏は「4年前、皆さんに背中を押されて出馬したことを思い出す。今回の無投票というのもプレッシャーになるが、愛する人達がいるこの町で次の4年間は決断と実行力でまちづくりを進める」と引き締まった表情で決意を述べた。(寒)