無電柱化は、地震や台風などの防災対策をはじめ歩行空間の快適性や安全性の向上、すっきりとした良好な景観づくりなどが目的。道は「無電柱化の推進に関する法律」に基づき、主に道内主要都市の基幹道道を中心に無電柱化を進めている。
とん田通は、災害直後に緊急輸送の要となる緊急輸送道路に指定されており、道やライフライン事業者などで構成する北海道無電柱化推進協議会により事業カ所に選ばれた。
完工時期など未定も「できるだけ早期に」
市内では1993年から、中心部の国道39号沿いで無電柱化工事が進められており現在、西側の区間では緑園通―とん田通間で工事が行われている。市都市計画課によると、市内で道道の無電柱化工事が行われるのは今回が初めて。
無電柱化工事の流れは電力線や電話線、光ファイバーケーブルなどを収容する電線共同溝を道路の地下に設置。続いて地上の電柱と電線類を撤去する。現在は電線が錯綜している交差点付近を中心にすっきりとした景観に生まれ変わる。(柏)