北海道消防協会オホーツク地方支部北見分会(分会長・村田潔司北見消防団長)の連合消防演習が6月29日、北見東相内小学校グラウンドで行われた。北見市と訓子府、置戸、美幌、津別4町の8消防団から団員305人が参加。炎天下、模擬火災訓練などできびきびとした動きを見せた。
消防技術の向上を図ろうと、戦後間もない1949(昭和24)年から続く伝統的な演習。北見自治区では10年ぶりの開催になった。
住民や来賓らが見守る中、各消防団が小隊訓練、ポンプ車操法を行った。29日は朝からぐんぐん気温が上がり、30度近くになったが、どの消防団も機敏な動きを見せた。
模擬火災訓練は、北見市内での大規模火災を想定し、全ての消防団が出動。置戸から留辺蘂、常呂から美幌など各消防団が協力してすばやくホースをつなぎ、目標物に向けて放水した。
村田分会長は講評で「一糸乱れぬ実戦さながらの動き。また一つ北見分会の団結を深められました。今後も訓練に励むことを切望します」と述べた。
訓練の合間には、太陽保育園幼年消防クラブの園児たちがマーチングを披露した。(浩)