北見市内の仁頃はっか公園で「エゾミソハギ」の花が見ごろを迎えた。公園内にある「ハッカ御殿」を背景に、すっと伸びた茎に赤紫色の小花をたくさん咲かせ、素朴な美しさが広がっている。
高さ50~150㌢の多年草で穂状に花を咲かせる。公園内のエゾミソハギは植栽から30年ほどが経過し、株の老化や気候の変化により、以前よりは花数が少なくなっているものの、見ごろとなるお盆前後には公園全体が赤紫色に染まる。空もほんのりと秋色を帯びてきており、季節の歩みを感じさせる。
公園に隣接する北見田園空間情報センターの職員によると、花の時期は8月いっぱいは続くという。(理)