本の配架は「脳トレに」

2024-09-20 掲載

(北見市/行事)

北見中央図書館ボランティア交流会

布絵本の手触り楽しむ

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 北見市立中央図書館のボランティア交流会が13日、同館で行われた。読み聞かせや本の配架、布絵本の製作などを行うボランティアと、これからボランティアを始めたいと考えている人の計7人が参加し、日ごろの活動状況などを報告し合った。

 同館の個人ボランティアは現在約160人。活動の内容や時間に決まりはなく、ボランティア同士の交流機会が少ないことから年1回、交流会を開いている。

 交流会では、ボランティアを始めたきっかけなどに触れながら自己紹介を行った。週2回、本の配架ボランティアを行う女性は「図書館まで歩いて15分ほど。健康づくりのために始めました」と話し、登山が趣味とあり「本を戻す時に腰を落としてボランティアのついでにトレーニングをしています」と場を和ませた。

 また、布絵本ボランティアの女性が手がけた絵本も並べられ、ほかの参加者達が細かな手仕事に関心を寄せながら、優しい手触りを楽しんでいた(写真)。

 同館司書は「本の配架に最初は戸惑いますが脳トレになる」「仕事帰りの30分といった、ちょっとした時間に手伝ってくれる方もいる」などと話し、「ボランティア活動を通じて図書館を楽しんでほしい。やりたいことを実現する場にしてもらいたい」と呼びかけた。(理)

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