北見工業大学技術部主催の出前体験学習「児童センターで工作しよう!」が9月30日、北見の美芳児童センターで行われた。同センターを利用する小学生が理科にちなんだ工作や実験を楽しんだ。
地域貢献活動の一環として、子どもの理科離れの防止や大学を身近に感じてもらおうと2017年度から実施し、今年で6回目。
この日は同大技術職員8人が来館。子ども達は職員に教えてもらいながらビニール袋を使ったパラシュートや紙コップに回転をかけながら飛ばす「マグヌスカップ」などを仕上げた。
子ども達は完成したパラシュートを遊戯室の天井に向けて投げ飛ばし、ふわりと落下してくると笑顔を見せた。繰り返し遊ぶ中で、重りの量を調整し、より長く飛ぶパラシュートを研究する子もいて、自然現象のおもしろさを感じていた。(理)