秋季北海道高校野球大会北見支部予選は6日、代表決定戦が行われ、遠軽が紋別を5—2で下して3年ぶり17回目の代表の座についた。遠軽は16日に大和プレミストドーム(旧札幌ドーム)で開幕する北海道大会に出場する。
遠軽は紋別の松本丈投手(1年)の立ち上がりを攻め、初回に打者一巡の猛攻で5点を先制。松本投手は2回以降立ち直り、遠軽の塩田禅投手(1年)と投げ合いを演じた。
紋別は3回、6回、8回に満塁の好機を作ったが、得点は6回、8回の各1点。複数得点につなげられなかったのが響いた。
遠軽の増井陽琉(はる)主将(2年)は「初回にビッグイニングをつくることができ、良い流れで試合に入ることができました。追加点は奪えなかったが、投手陣が良く投げてくれました」と話した。
新チームは「秋に全道ベスト8、来春に全道ベスト4、夏には甲子園」と目標を掲げており「秋から1つずつクリアしていきたい」と先を見据えた。(浩)
【5日】
遠軽13—3北見工業(5回コールドゲーム)
紋別9—0網走南ケ丘(7回コールドゲーム)
【6日】
遠軽5—2紋別