北見の女性が育てている鉢植えの観葉植物「エクメア」3鉢が一斉に開花、きれいな紫色の花とピンク色の花苞をつけた。女性は「今年もきれいに咲きました」と喜んでいる。
エクメアはパイナップル科で、南米が原産。葉のふちにトゲがあるのが特徴で、さまざまな種類があるという。
約20年前に知人からエクメアを譲り受けた戸谷澤さん。最初はどんな植物か分からず、本で育て方を調べたそう。
一度咲いた株は花を付けないため、根本の脇芽を育て続けて増やした。花が咲くまでに3年ほどかかることから、毎年花が見られるようにと、現在は13鉢を育てている。
「植物が好きだった祖父の影響で私も植物が好きになったと思います。手をかければかけるほど植物は応えてくれます」と笑顔。花苞は、11月くらいまで見られる見込みで「楽しみです」と話している。(菊)