北見の藤本利津子さん(77)がこのほど、リングプル約70㌔を国際ソロプチミスト北見みんとに寄贈した。
藤本さんがリングプルの収集を始めたのは37年前。2012年からはパークゴルフ仲間の加茂信子さん(77)とともに仲間や友人らに声をかけながら集め、学校などさまざまな団体に寄贈してきた。
今回は、リングプルを回収し車椅子を寄贈している同会に、加茂さんと約7年集めてきたリングプルを託した。
同会の後藤田倫子会長は「車椅子1台と交換するには約750㌔のリングプルが必要。これだけたくさんいただいたので、予定より早く達成できそうです」と感謝。藤本さんは「亡くなった母をはじめ、身近で車椅子を使っている人は多い。役に立てばうれしいです」と話していた。(菊)