北見地区消防組合は18日、同組合消防署に勤務する20代の男性職員を大麻使用により懲戒免職処分としたことを公表した。
調べによると男性職員は昨年10月、北見市内で違法薬物の大麻を譲り受け、使用。外部からの情報提供を受け、同組合が内部調査したところ大麻使用の事実を認めたという。同組合は消防職員としてあるまじき行為であるとして処分を決定。男性職員は今年5月31日付で不起訴処分となっている。
同組合の山田敏文消防長は「公務員である以前に、社会人としてあってはならない行為。改めて職員一人ひとりの倫理観の醸成を図り、再発防止に取り組み、地域住民の信頼回復に努める」としている。