日本学校農業クラブ 全国大会で優秀賞

2024-11-13 掲載

(美幌町/社会・教育)

美幌高校3年・佐々木 恵樹さん

 美幌高校の佐々木恵樹さん(生産環境科学科3年)が、10月に岩手県で開かれた日本学校農業クラブ全国大会農業鑑定競技会の作物部門で最優秀賞に次ぐ優秀賞を受賞した。卒業後は鍛冶師を目指すが、いずれは実家の農業を継ぐという目標も持つ。「大会では高校で学んだことを生かせました。就農した時にきっと役立つはず」と話している。

将来の目標は鍛冶師兼農業者

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 作物部門は85人が出場。栽培や病気などの3択や計算の問題40問を1問20秒(計算問題は40秒)で解き、点数を競った。

 佐々木さんは、校内選抜を経て臨んだ8月の全道技術競技大会で優秀賞1席を受賞して全国大会に出場。過去問題を放課後にこなすなどして大会に備えたが、進路に関する活動などもあり、十分には準備できなかったという。優秀賞という結果に「自信がない問題もあり、まさかという感じ。実感がまだわきません」と話す。

 祖父の影響で刃物の魅力に目覚め、卒業後は高知県内で鍛冶について学ぶのが現在の希望。「刃物の実用性と、美術品としてのかっこよさや価値に魅せられました」と話す。

 実家は小清水町内でジャガイモや小麦、ビートを栽培。「鍛冶をしながら、いつか実家を継ぐのが大きな目標。美幌高校で学んだこと、これから学ぶことを大切にして目標に向かって進みたい」と話している。(浩)

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  • 農業鑑定競技

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