オホーツク総合振興局は、管内自治体に対する2024年度12月の特別交付税交付額を公表した。総額は28億7300万円で、財政需要の増加により前年比7・8%増加した。
交付額の増加要因は不採算地区の公的病院への助成や有害鳥獣の駆除にかかる経費の増加など。
管内市町村で最も交付額が大きい北見市は7億3400万円で前年比2・4%増加。網走市は1億6500万円で同2・7%増加。このほか美幌町は1億8400万円で2・4%増加、津別町は1800万円で3・2%減少した。
訓子府町は750万円で同62・0%増、置戸町は1億8900万円で、公的病院への助成や緊急防災・減災事業などで52・1%増、大空町は3千万円で、高校寄宿舎の増築などで同38・9%増となった。