優良安全運転管理者として今年度の交通栄誉章「緑十字(りょくじゅうじ)銀章」(警察庁長官・全日本交通安全協会会長連名表彰)を受けた北見市の佐々木芳市さん(68)への表彰伝達式が25日、北見警察署で行われた。
勤務する同市内・鐘ヶ江建設㈱の安全運転管理者を2005年から務め、自ら無事故・無違反で他の模範になると同時に始業点検から事業所内パトロール、業務日報やSDカードの管理まで担っている。また朝礼時の社員ミーティングや社内安全大会を通じ率先して交通安全を発言している。
さらに建設業労働災害防止協会の安全衛生指導員の立場から、各社の安全大会で労災交通事故の現状を講話するなど社内外を通じて交通事故防止の啓発に取り組んでいる。
幸崎利弘署長から表彰状を渡された佐々木さんは「社内だけでなく、他社を含め大勢が働く工事現場からも事故を出したくない思いで取り組んできた」と労苦の一端を語った。 (寒)