津別町在住の造形作家、大西重成さん(78)がデザインを手がけたウオールアートが、大通地区コミュニティ施設「ウッドリーム」通路の壁に登場した。町民らが行き交う場所が、明るい色調で彩られている。
大西さんは町の依頼を受けて作品を手がけた。製作にあたり、木材や鉄などで「森」や「家庭」などをイメージしたオブジェ5点をつくり、オレンジ色や緑色、黄色などカラフルな背景を使い撮影して印刷した。5点を合わせた大きさは高さ3㍍、幅14㍍ほどになる。
ウッドリームは2023年に完成した図書館、スーパー、バスターミナルなどが入る複合施設。壁の向かい側はガラス張りで、夜間などは照明に照らされて、屋外からも作品がよく見えるようになっている。 (浩)