住宅地・商業地の地価下落続く

2025-03-26 掲載

(北見市・網走管内/社会)

オホーツク総合振興局
管内2025年の地価公表

 オホーツク総合振興局は、国土交通省が実施したオホーツク管内の2025年1月1日時点の地価公示を公表した。管内では人口減少や少子高齢化などを背景に、住宅地と商業地の平均価格は下落が続いている。

平均価格…住宅地-1・1%、商業地-1・4%
人口減少など背景に32、34年連続

 管内では北見、網走、紋別の3市のほか美幌町、大空町、遠軽町など7町の計10市町、45地点が対象。

 このうち住宅地(10市町・33地点)は平均価格1万900円で前年比1・1%下落し、32年連続で値下がり。10市町で最も高いのは網走市で1万8200円(同0・6%減)。次いで北見市が1万4800円(同0・4%減)。最も低かったのは滝上町で1700円(同3・3%減)。

 33地点のうち最も高かったのは「北見市幸町6丁目3番6外」の2万4400円で価格は前年と変わらず。唯一上昇したのは「北見市東三輪1丁目91番49外」で2万800円(同1・0%増)。

 商業地(7市町・11地点)は平均価格2万8300円で前年比1・4%下落し、34年連続で値下がり。7市町で最も高かったのが北見市で3万9千円(同0・7%減)、次いで網走市が3万1300円(同0・9%減)。最も低かったのは雄武町で8200円(同4・7%減)となった。

 商業地の11地点で最も高かったのは「北見市大通西2丁目12番」で5万5500円(同0・9%減)だった。 (柏)

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