北見市は姉妹都市の高知市、高知県佐川町と「災害支援代理寄附に関する覚書」を締結した。さきごろ辻直孝北見市長をはじめ3市町の首長による締結式が高知市役所で行われた。
3市町は2013年、大規模災害時に職員派遣や応急物資の提供を行う「姉妹都市災害時等相互応援に関する協定」を結び、万一に備えている。
災害代理寄附とは、被災地の自治体の代わりに被災していない自治体が寄附の受付を代行する仕組みで、被災地の自治体職員の事務負担を軽減し、復興業務に専念できるようにする。
北見市は1986年に高知市と、旧常呂町は88年に佐川町と姉妹都市の締結を行い教育、文化など幅広く交流。市商工観光室ふるさと納税推進担当は「大規模災害発生時における協力体制をさらに強化し、姉妹都市としての連携をより深めたい」としている。