新たな管理棟とボート乗り場完成

2025-05-02 掲載

(北見市/社会)

改修工事進む北見・野付牛公園

バリアフリートイレ設置で利便性向上
池周辺の園路や駐車場の舗装化も
財政健全化のため来年度以降の工事は一旦休止に

池の南側に移設改築された管理棟とボート乗り場 == 株式会社伝書鳩|経済の伝書鳩|北見・網走・オホーツクのフリーペーパー ==
池の南側に移設改築された管理棟とボート乗り場

 大規模改修工事が行われている北見市内の野付牛公園では、新たな管理棟とボート乗り場が完成(写真)。さきごろ供用が始まった。今年度は池の周りの園路整備などを行う予定だが、財政健全化のため、来年度以降の工事は一旦休止となる見通し。

 同公園の改修は当初、2024~29年度の事業期間を想定。当初の計画によると、管理棟とボート乗り場を池の南側に移設改築。また、管理棟に隣接する駐車場を整備し、遊戯広場の遊具を更新する。このほか園路の舗装やバリアフリー化、照明灯の増設、旧東地区トレセン跡地の駐車場整備などを予定している。

 昨年度の工事で木造平屋建・延床面積72平方㍍の管理棟とボート乗り場が完成し、管理横の駐車場の一部を整備。また、池南側の園路の一部(188㍍)の改修に着手した。管理棟は事務所のほかホール、バリアフリートイレが配置され、利便性が向上した。

 今年度は事業費1億8800万円を計上。池周辺の残りの園路(640㍍)も含めて舗装を施すほか、駐車場の未整備部分を仕上げる。このほか旧管理棟の解体も行う予定。

 市公園緑地課は今後の事業見通しについて「再開時期や当初計画通り整備するかどうかも現時点では未定」としている。 (柏)

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  • 野付牛公園

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