
ゴールデンウイーク期間最初の祝日となった4月29日、北見自治区では朝から雪や雨がぱらつくあいにくの天気となり、オープン初日を迎えた屋外施設の人出はまばらとなった。
この日、今季の営業を開始した北見ファミリーランドでは、オープニングセレモニーやパフォーマーらのイベントを中止。例年なら人気遊具に長蛇の列ができるが、悪天が響き、来園者の姿はほとんどなかった。
雨で遊具の半数が運行中止となる中でも子ども達は笑顔いっぱい。季節外れの寒さに身を震わせる大人とは対照的に無邪気に歓声を上げた。母親と友人の3人で訪れた山口真輝さん(北見三輪小3年)は「開園を楽しみにしていました。雨は残念ですが、とても楽しい」と休日を満喫していた。
市若松の「フラワーパラダイス」も開園。昨年はすでに桜が満開だったが、今年は開花が遅れていることもあり、さびしいスタートとなった。モクレンや桜が咲き始めるのは、早くても連休後半となりそうだ。
野付牛公園の池では貸しボートの営業が開始。初日はボートの無料開放が行われたが、南側に移転・改築された真新しい管理棟とボート乗り場に人影はなかった。 (理)