南寄りの風が吹き、北見の最高気温は5月28日が26・9度、29日は28・1度。北見地方はこの時期、全国1位の暑さになることが近年よくあり、小公園の噴水は涼しさを求め、園児達の散歩コースに利用されることもある。
今年は市の財政健全化策を受け、北見自治区10カ所の親水施設のうち8カ所がアクションプランで休止に。
小公園の噴水は昨年の4月29日から大幅にずれ込み、稼働開始が7月1日の予定で、今は強い日差しが照りつけるだけ。子ども達の歓声も聞こえず、閑散とした風景となっている。夕涼みに訪れる人に人気の宵のライトアップも、経費面から今年は中止だそう。
唯一、香りゃんせ公園の噴水が5月24日からスタートしている。
訪れた市民は「ここも休止かと思って来てみたら、やっていた。子どもが水遊びが好きなので」と話す。市公園緑地課によると、香りゃんせ公園の噴水は昨年と同時期の開始。今年は小公園と同じく8月31日までの稼働で、理解を求めている。 (寒)