北見市の中心街にあって昔から市民の憩いの場となっている小公園の噴水が1日、稼働開始した。今年は市の財政健全化策で例年よりも遅いスタート。暑さが続くなか、待ちわびた子ども達が歓声を上げ、水遊びを楽しんでいる。
市のアクションプランで北見自治区10カ所の親水施設のうち8カ所が今年度休止。すでに稼働している香(かお)りゃんせ公園(市朝日町)に次ぎ小公園の噴水が昨年より2カ月遅れで通水された。
初日に訪れた市内の保育施設の職員は「ふだん子ども用のプールで遊ばせているが、子ども達はやっぱりここが好きで。午後のお昼寝もぐっすりでしょうね」と大はしゃぎする幼児達を見守っていた。
市公園緑地課によると両公園ともに噴水の稼働は午前10時~午後5時。同対策でライトアップは行わない。 (寒)