
50㌢四方の升目を踏まないようにゆっくりと歩く「ふまねっと運動」の教室が、5月30日から、北見市内のまちきた大通ビルで始まった。毎週金曜日、7月18日まで全8回行われる。
教室は、認知機能の改善や仲間づくりが目的。この日は女性9人、男性1人が参加。最初に自身の健康状態をどう感じているかを測る「主観的健康感」などをチェックした。このチェックは最終日にも行われ、運動を通じてどう変化したかを確認する。過去2年間のデータによると、最終日は初日に比べ主観的健康感が高くなる結果が出ているという。
参加者は念入りにストレッチをしてから、ふまねっと運動を体験。さまざまなステップに加え、手拍子を入れたり、歌に合わせたりとパターンは多彩。参加者全員で声を掛け、サポーターも交えてハイタッチやグータッチで称え合うなど、会場は終始楽し気な雰囲気に包まれていた。
参加者からは「普段あまり脳を使っていないので、脳が活性化したように感じる」「スタッフのサポートもよく、とても楽しかった」などの声が聞かれた。 (知)