水しぶきあげ、常呂川下る

2025-06-13 掲載

(置戸町/社会・話題)

置戸でラフティングシーズン到来

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 常呂川の水量が増える6月、緑と清流のまち置戸町ではゴムボートで川をくだる「常呂川ラフティング体験」が毎週開かれ、子どもから大人までが豊かな自然を体感している。

 ダムの計画放流で常呂川の水量が増す、この時期ならではのアクティビティとして町内では2014年からラフティングを実施している。6月には中央公民館教室や置戸高校の授業のほか、町内の子ども会や青年団体連絡協議会など、幅広い世代を対象に体験会が開かれる。

 今季1回目のラフティング体験が7日に開かれ、男女7人が参加した。ガイドから安全講習を受けた後、2艇に分かれて出発し、柘植橋から種川合流部までの約4㌔のコースを50分ほどかけて下った。

 川から見る置戸の街並みを楽しみつつ、浅瀬にボートが乗り上げないよう協力し合ってパドルを漕いだり、急流では水しぶきを上げて勢いよく進んだ(写真)。途中、オシドリやマガモが姿を見せ、ゴール地点ではカワセミがボートを先導するかのように飛び立つ様子も。ゴール後には、川に身をゆだねて流される〝大人の沐浴〟体験も行われた。

 地域おこし協力隊として今年着任した八木一馬さんは「置戸でこんなアクティビティを楽しむことができるとは思わなかった。緑が鮮やかできれいでした」。妻の祥子さんも「水が想像以上に冷たかったですが、野鳥も観察できて楽しかった」と笑顔で話し、置戸の魅力に触れた様子だった。 (理)

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