
市民の健康づくりを応援する、NPO法人オホーツクウェルネス主催の無料体験会「昼の楽ひざ&貯筋(ちょきん)術」が10日、北見クラスルアーナ(北見市光西町国道39号沿い)で開かれた。膝痛や股関節痛、腰痛に悩む人達が参加。これまでの体験会に参加経験のある人から「続けると、いつの間にか痛みを忘れた」などと成果の声を直接聞き、体を動かしてみた。
午後の部には体験会に初めて参加する人が7人、これに対して長く続けている人が2倍の14人参加した。
初参加の人を前に、これまでの体験者のうち、2年前に股関節が痛みだしたという人は「病院に行ってもどこも悪くないと言われるし、ネットで対処方法を探しても続かない。そんなとき、この体験会の広告を見て、参加してみた。すると体を動かしているほうが調子良いし、しだいに痛みが気にならなくなった。皆さんと一緒なら続けられるのもいい」。また、5年前から膝痛で悩んでいたという人は「病院に行った末、たまたま『でんしょばと』の告知を見て参加してみた。三日坊主だったのが仲間と一緒なら続けられて、階段の上り下りができるようになった。もう4年間続けている」とそれぞれ体験談を語り、アドバイスした。
講師の健康運動指導士によると「貯筋運動で、体験者の太ももはいずれも筋肉が硬くなった」そうで、足の振り子運動などさっそく実際に体を動かしてみた。
「太ももの内側の筋肉を意識して」と、膝に負担の掛かりづらい「直線歩行」や階段の上り下りを体験し「日常生活で役立てて」と助言。調整運動から筋力トレーニングまで要点を伝えた。
17日と24日にも
約1時間の体験会で足が軽くなった気がするという参加者もいた。体験会は17日と24日にも午前の部(10時~)・午後の部(1時半~)を予定しており、参加希望はオホーツクウェルネス(おこめ館内0157-25-8284)へ。 (寒)
