
東亜リサーチの調べによると、管内の5月の倒産発生(負債総額1千万円以上、内整理含む)は1件で、負債総額は1億1300万円。発生企業は北見市内の老人ホーム等運営及び訪問介護事業者。これで年初から5カ月連続の発生となった。
今後の見通しについて同社は「深刻な人手不足や人件費上昇に伴う負担増などが大きく影響し、道内では倒産件数の増加が顕著となっている。管内でも中小事業者を取り巻く環境は厳しさを増している。北見市の財政問題による影響も大いに懸念され、先行きを不安視する声が多く聞かれるなど見通しは明るくない」としている。