〝かもしれない運転〟を

2025-06-17 掲載

(北見市/社会)

自動車、自転車事故多く推移

北見自治連が交通安全研修会
北見警察署の宮田広貴さん講話

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 北見市北見自治会連合会の交通安全研修会がこのほど、北見市内のサンライフ北見で開かれた。北見警察署交通課企画規制係長の宮田広貴さんが「自動車並びに自転車による交通事故防止」をテーマに講話を行った。

 北見署管内の昨年の交通事故の死者数は0人だったが、今年はすでに1人が死亡、事故の発生件数も前年を上回る状況であることを説明。同署管内の交通事故は高齢者や車と自転車の事故が、いずれも北見市中央三輪付近で多い傾向にあることを明かした。

 交通事故の多くは「認知ミス」「判断ミス」「操作ミス」から起きるため、宮田さんは「かもしれない運転を」と呼びかけた。さらに高齢者が事故を起こさない、遭わないために、加齢に伴う身体機能や認知機能の低下を理解することが必要だと話した。

 来年4月から自転車の交通違反にも交通反則通告制度(青切符)が適用され、信号無視や一時不停止など113種類の違反行為が対象となることや、来年9月に道路交通法施行令の改正により生活道路(中央線・中央分離帯が設置されていない道路)の法定速度が30㌔になることなどを紹介した。

 このほか、飲酒運転やマイナ免許証についても詳しく説明。講話とともにドライブレコーダーの再現映像なども視聴し、参加者はあらためて交通事故の恐ろしさと交通安全の大切さを学んだ。 (菊)

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