
網走市の西コミセン(大曲地区)裏の空きスペースに、付近の住民らが管理する菜園「Oideyo Garden(オイデヨ ガーデン)」が誕生した。ミニトマトなどを栽培し、収穫した野菜は西コミを利用するお年寄りらに配付する予定だ。
オイデヨ ガーデンは縦横約5㍍の空きスペースを活用。管理運営は、住民団体「西地区地域活動推進協議会」の子ども・イベント部会が担う。昨年から土起こしなどの準備を進めたほか、トマトなどの試験栽培にも取り組んできた。
今年は、市の助成金を活用できることが決まったため、菜園づくりを本格化。ナスビやハクサイ、スイカなどの苗は付近住民が無料で提供してくれた。
先日には、同部会メンバーによる手書き看板が完成し、菜園に設置した。付近の集合住宅に住む女性は「菜園がいたずらされないように見守りたい。収穫時期が楽しみです」と話していた。 (大)