
北見市立中央図書館が、小学生から高校生までを対象にした「図書館体験」を実施している。館内探検や、本の貸出、ブックカバーかけなどを、24日(日)まで体験できる。
この日は小学6年生2人と、2年生1人の3人が参加。館内探検では、2階カウンターの奥にある、職員が本の運搬などに使っているエレベーターから、3階の「書庫」へ。そこには約17万冊の本が保管されており、全館で約41万冊あると説明を受けた。
また、休刊日や時間外に本を返す「ブックポスト」の裏側も見学。外のポストに返却された本は、レールを通って、備え付けのボックスやマットの上に落ちる仕組みを教わった。
本の貸出体験では、一人3冊の本を選び、職員が使用する貸出・返却用のパソコンで、バーコードを読み取る作業を行った。
そのほか、6年生の2人はブックカバーかけを体験。透明なシートを本に貼っていく際、空気が入らないようにと定規を使って集中していた。
2年生は本の紹介ポップを作成。用意された色ペンで本の題名や紹介文を書き、型抜きを使って切り抜いた色紙を貼ったり、楽しそうに作業をしていた。
富山県から母親の実家に帰省中の山口瑞葵さん(小2)は「本の貸出しでピッとやるのが楽しかった。北見は涼しい」と笑顔で話した。
詳細は市中央図書館(0157-57-4646)へ。 (知)
