
北見出身で現在東京で音楽クリエーター・会社経営者として活動する菅原グレースさん(25)が、ミス・ユニバースジャパン2025のセミファイナリストになった。「ミス・ユニバースへの挑戦は決して簡単なことではありませんでしたが、とても大切なことをたくさん学びました」と話す。
国際的なミスコンテストの中で最高峰とも言われるミス・ユニバース。世界的に活躍するリーダーの育成などを目的にしている。
一次、二次選考を経て、今年のセミファイナリストには各都道府県の代表42人が選ばれた。菅原さんは大学で菅原道真をテーマに研究しており、ゆかりのある関西に何度も訪れるなどしていた縁から、滋賀代表としてミスユニバースに参加した。
セミファイナリストが決まってからの4カ月間、トレーニングなどを兼ねた審査を経て、ファイナリストを決める最終選考が行われた。「セミファイナリストのみなさんはさまざまな仕事や活動をしている才能のある方ばかり。みなさんとお話しできて、とても素晴らしい経験になりました」と振り返る。
惜しくもファイナリストには届かなかったが「リーダーとしてどうあるべきか勉強になり、とても成長することができました」と笑顔をみせる。
今後1年間は滋賀代表として活動する。「関西のみなさんは北海道の道東地区へ、北海道のみなさんは滋賀や大阪、京都に足を運んでいただけたら」と考える。
また「これからも活動を通して、都会に住んでいなくても、あきらめずにチャレンジすれば夢はきっと叶うということを、子ども達やすべての女性に伝えていきたい」と話している。 (菊)