鳥が羽を広げている姿にそっくり―。網走市のAさんが自宅で育てるサギソウ(ラン科の多年草)が今年も花を咲かせ、道行く人の目を楽しませている。
サギソウは漢字で「鷺草」と書き、シロサギが羽根を広げている姿に似ていることから命名された―という説もある。
網走市のAさんは3年前、知人から譲り受けたサギソウの苗を自宅庭の鉢の中で育て始めた。今年は5月中旬に芽を出し、1週間ほど前から花を広げた。現在は15輪ほどが咲き、風に揺られると、サギが飛んでいるように見える。
「今夏の暑さのせいか、数輪が枯れてしまいました。来年はたくさん花を咲かせてほしい」と期待している。 (大)