
落ち葉がはらはらと舞い散る季節―。紅葉も少しずつ進み、彩りに富んだ景色が広がっています。自然の色をインテリアに取り入れて「秋」をもっと身近に楽しんでみませんか。館内ディスプレイに季節感を上手に取り入れている北見市緑のセンターで『落ち葉のガーランド』の作り方を教えてもらいました。部屋の片隅に吊り下げるだけで季節感を演出してくれますよ。
材料は、100円ショップなどで手に入るワイヤーと落ち葉だけです。作り方は①好きな長さにワイヤーを切る②片方の先端をねじり、壁掛け用の輪を作る③ワイヤーを落ち葉に通し、ねじって固定する。
ポイントは「木から落ちて間もない、水分量の多い葉を選ぶこと」。乾燥しすぎていると、ワイヤーを通す時に葉が破れてしまいます。葉っぱだけでなく、小枝も取り入れるとメリハリが付くと言います。葉と葉の間のワイヤーを、ぶどうの蔓(つる)のようにくるくると巻くと、よりおしゃれに見えるそうです。きれいな葉だけでなく、虫食いの葉も素敵な花材になります。
ガーランド作りは、葉脈の繊細な美しさに触れたり、樹種ごとにことなる葉色の変化を見比べたりと、自然に親しむきっかけを与えてくれます。同センターの裏手には樹木見本園があり、いろいろな木の落ち葉を集めることができるので、足を運んでみてください。 (理)


