
ふだん記と自分史・さいはてグループの文集「さいはてのふだん記」の96号が発行された。北見や札幌といった道内をはじめ、高知や東京など全国各地から21人が投稿。近況や感じたこと、自分史や地域の歴史など、自由に綴った35編を掲載している。
草訳洵さんは前号に続いて1980年代の未解決事件をテーマにした「グリコ・森永事件=恩讐の歳月(二)」を投稿。当時だけでなく現在にも目を向けた読み応えのある内容になっている。このほか、50歳年下の遠縁との交流を描いた滝口千代子さんの「奇跡の巡り会い」や新加入した2人も文章を寄せている。
また、特集として「北海道ふだん記札幌大会」の様子も紹介している。
編集長の真貝美代さんは「新入会の方もおり、新しい風が吹いていると感じています。引き続き投稿を呼びかけ、100号をめざして活動していきたいと思っています」と話している。
100㌻、550円で頒布。問い合わせは真貝さん(090-9322-6023)へ。