ふだん記と自分史・さいはてグループの文集「さいはてのふだん記」の95号が発行された。北見をはじめ札幌や東京、高知など全国各地から、初投稿の2人を含めた26人が投稿。自分や家族の歴史、日常生活の中から感じたことなど、自由に綴った34編を掲載している。
吉田康則さんの「やっちゃんの五人抜き」は、ひ弱だった子ども時代、母に賞品のクワをプレゼントしたいと出場した相撲大会の様子を童話風に仕立てた心温まる一編。このほか、奥策久治さんは前号から引き続き、高校、大学、就職と人生を振り返る「私の人生劇場二」を投稿。茂内義雄さんは「日吉中学校の思い出」と題し、当時の先生方から卒業時にもらった励ましの言葉や友人などを写真を交えて紹介している。
斉藤孝司さんが新代表になって初めての発行。真貝美代編集長は「代表も新しくなりました。新しい方の発掘をし、継続して発行していきたい」と話している。
114㌻、550円で頒布。問い合わせは真貝さん(090-9322-6023)へ。