オホーツク総合振興局は、管内18市町村に対する2025年度12月の特別交付税額を公表した。総額は27億8800万円で前年比3・0%減少。主な要因は、不採算の公的病院への助成減や防災施策の経費減など。
市町村で最も交付額が大きいのは北見市で6億7400万円。不採算の公的病院への助成などが大きく低下し、前年に比べ8・1%減少した。
網走市は1億6800万円で同2・2%増加。美幌町は1億8300万円で同0・2%減少、津別町は2500万円で同43・8%増加。留学生支援や有害鳥獣駆除などの事業が増加した。訓子府町は700万円、置戸町は1億9100万円で同1・1%増加、大空町は1700万円で同41・2%減少。大空町の主な減少項目は高校寄宿舎、中山間地域等直接支払いなど。