
高畠、神戸、能美と全国規模3大大会の一つ。日本陸連公認高畠まほろば競歩路で「アジアへの挑戦始まる」と銘打ちフルマラソン競歩は愛知・名古屋2026アジア競技大会日本代表選手選考競技会を兼ねて開催。ハーフマラソン競歩(21・0975㌔)はこれから主流になる種目で国内初開催。まだ公式記録はなく今年12月までの最上位記録が公認される。
永井さんによると、当日は冷たい雨と風に見舞われ、フルマラソン種目も行われたが、次々と途中棄権する過酷なレースだったそう。ハーフマラソン競歩には32人がエントリー。永井さんは先頭で引っ張り、最初の5・0975㌔を2位に約2分の差をつけ23分59秒で通過。その後も5㌔を23分~25分のタイムで歩き、結局2位に3分55秒の大差をつけ圧勝した。優勝タイム1時間42分14秒が今のところの暫定日本記録。
学生と一般の2つの全日本大会で優勝し、「大学生最後の年に結果が出せた」と永井さん。インターハイ直前ランキング全国1位の実力者も「コロナ禍などいろいろあって5~6年かかった気がする。達成できたのは自信になる」と声を弾ませる。
今後は、2月の日本選手権に集中する。
2023年は足のアクシデント、24年は途中棄権で結果を残せていない。ポイントを稼ぎ、アジア大会へと近づきたい。さらには日本代表6枠と見込む世界競歩へ「早めに世界を見てみたい」。
競歩は気持ちと体のバランス感覚が求められるメンタル競技。従来は「張り詰め過ぎて、内臓がヘロヘロになることも」と永井さん。今大会は気負うことなく無心でスタートでき「気づいたら勝てていた」そう。「以前よりも成長できている気がする。結果を出していけたら」と心身ともに一回り大きくなったようだ。 (寒)
