樹上などで行うロープ高所作業の講習会がこのほど、美幌みどりの村で開かれた。林業などの従事者約30人がロープやハーネス(安全帯)を使う安全な高所への移動を学んだ。
主催はアーボリストトレーニング研究所(愛知)。労働災害を防ごうと、林業・木材製造業労働災害防止協会北海道支部北見分会の招きで開いた。
講習会は3日間開催。学科では作業やロープ、労働災害について学習。実技ではみどりの村屋外多目的広場脇の樹木を使い、ロープと安全帯で安全を確保しながら昇降する方法を学んだ。参加した男性は「木を傷つけることなく登ることができ、慣れれば作業がしやすそう」と話していた。(浩)