社明運動一人ひと言

2023-07-14 掲載

(北見市/社会)

オホーツク社会福祉専門学校・近藤琉成

受容することと敬意を払うこと

 私達が生きている、この「社会」には、本当に色々な人達が生活している。私も含めた若者をはじめとして、子ども、老人、赤ちゃん、中高年者などなど、年齢層もそれぞれが置かれている境遇もまるで違う。考え方も価値観まるで違う存在同士が、同じ釜の飯を食べたり、お互いに協力し合ったりしていること。それは改めて考えると不思議なことだなと私は思った。

 この価値観の相違というのは、他者との交流や情報交換などの観点から見れば、本当に素晴らしいものなのだが、どうしても切っても切れない問題がある。それは、やはり差別や偏見に関する問題であろう。

 人間一人一人、自らの考え方や生き方、感じ方がある。そのため、意見の食い違いやずれなどが生じるのは仕方がないことだ。だからこそ、社会がより明るくなるために必要なことは、相手の思考を否定せず、全てを受け止めることなのだと私は思った。

 あなたにはあなたの、その人にはその人の人生があるのだから。相手を敬い、尊重すること。これらはきっと忘れてはいけないことなのだ。

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