北見市 防災いつでもノート・洪水ハザードマップ

2023-09-12 掲載

(北見市/社会)

浸水想定区域を見直し全面改訂

 北見市は、災害発生に備えて必要な情報をまとめた「防災いつでもノート」と水害発生想定区域を記した「洪水ハザードマップ」を全面改訂した。すでに端野、常呂、留辺蘂に配布しており、近く北見自治区の配布を開始する。

サイズアップし目に付きやすく
災害種別の対策など盛り込み

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 防災いつでもノートは、21年の災害対策基本法改正や22年の避難情報に関するガイドライン改定に伴い、8年ぶりに全面改訂。サイズは従来のA4判からB4判に変更し、他の資料に紛れず目に付きやすいようにサイズアップを図った。カラー印刷全20ページで「警戒レベルを用いた避難情報」「避難行動ガイド」をはじめ家の中の安全対策や非常持ち出し品のチェックリスト、災害種別の対策などを盛り込んだ。

中小河川の浸水想定区域を追加
電子版ハザードマップも導入

 洪水ハザードマップは4年ぶりの改訂。災害時の使用も想定し、破れにくく耐水性のある素材を採用した。サイズはA1判の両面カラー印刷で北見自治区版は2枚、端野、常呂、留辺蘂自治区版は各1枚。千年に一度の大雨で浸水が想定される区域を色分けして表示している。

 また、水防法の改正で常呂川や無加川など主要河川のほか中小河川も対象となったため、浸水想定区域を追加した。

北見自治区も近く配布へ

 防災いつでもノートと洪水ハザードマップは市のHPにも掲載。このほか新たに導入した電子版ハザードマップは、パソコンやスマートフォンなどから付近の浸水状況や最寄りの避難所が確認できる。10〜11月には、英語、中国語、韓国語にも対応する。市防災危機管理課は「一度目を通して自分の家の周囲の状況を確認していただきたい」と呼びかけている。(柏)

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