6月に三笠市で道予選が行われ、川戸さんは28㍍先の的を狙う近的は12射中8本、60㍍先の的を狙う遠的は12射中11本を的中させて準優勝した。優勝した北広島市の選手、3位の旭川市の選手とともに国体道代表に選ばれた。これで高校時代から通算して8度目の国体選出。
昨年は代表入りを逃し、悔しい思いをしたという川戸さん。「今年は弓道のメッカである鹿児島開催なので、ぜひ出場したい」と強い気持ちで予選を勝ち抜いた。
川戸さんは国体本番へ向け、仕事と両立させながら近的の道場がある北見市武道館、近的と遠的の道場を備えた留辺蘂弓道館で週5回の練習に打ち込んでいる。
「近的と遠的の両方で入賞(8位以内)を狙いたい」と静かに闘志を燃やしている。(柏)